7月の新刊
『おやすみとおはようのあいだ』
スギヤマカナヨ・作
おやすみなさいの時間に読む絵本
ふとんにはいって、めをつむると
ぼくのからだは、ふわっとうかんで……
眠っているあいだ、どんなことがおこるのかな?
だれかによんでもらうときにも、
じぶんでよむときにも
おだやかなきもちになって、
安心して眠りにつける絵本です。
[著者略歴]
スギヤマカナヨ
静岡県三島市出身。東京学芸大学初等科美術卒業。2021年、作家になって30周年を迎える。『ペンギンの本』(講談社)で講談社出版文化賞受賞。主な著作に『K・スギャーマ博士の動物図鑑』(絵本館)『山に木を植えました』(講談社)『ぼくのおべんとう』『わたしのおべんとう』『みーせーて』『さあ、てをだして』(以上、アリス館)『あかちゃんがうまれたらなるなるなんになる?』(ポプラ社)『ほんちゃん』(偕成社)「ようこそ! へんてこ小学校」シリーズ(KADOKAWA)『あいうえあそぼうとしょかんで』(子どもの未来社)『うたう! ももたろう』(赤ちゃんとママ社)他多数がある。
本体価格|1500円+税 |
---|
判型|A4変型判(縦240ミリ×横210ミリ) |
ページ数|24ページ |
オールカラー |
著者からのメッセージ
絶対的なルールは最後に読む本は楽しく幸せな気分になれるもの。
その気持ちにくるまって眠りにつきたかったのでしょう。
小学生になると、寝付くまで添い寝をしてもらうことがなくなり、眠りに落ちるまでは自分ひとりの心の時間。
大人になってもそこにはなるべく不安な影は持ち込みたくありません。
安心しておやすみ、と背中を優しくとんとんしてくれるような、そっとだきくるんでくれるような絵本を「めくるむ」という出版社と作りたいと思いました。
☆原画展・イベント 開催予定
2021年 | |
---|---|
7月13日(火) ~7月24日(土) |
パン・オ・スリール「キットパス皆画展(かいがてん)」 スギヤマカナヨさんの描き下ろしイラスト展示と本の販売 |
8月2日(月) 〜8月30日(月) |
今野書店 8月2日(月)~14日(土)原画展示 〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-1-8 |
8月18日(水) 〜9月13日(月) |
子どもの本 青猫書房 ★8月29日(日)14:00~15:30 ワークショップ『キットパスを使って、絵本をつくろう!』 *袖がまくれる、汚れても大丈夫な服装でご参加ください 〒115-0045 東京都北区赤羽2-28-8 Timber House1F tel 03-3901-4080 email aonekoshobou@yahoo.co.jp |
9月14日(火) ~10月11日(月) |
目白のえほんや にこにこ書店 〒161-0033 東京都新宿区下落合4-26-13 目白金井ビル101 tel 03-3565-6232 email aki.iwata@nikoniko-books.com |
10月17日(日) ~10月30日(土) |
ハックルベリーブックス ★10月17日(日)14:00~15:30 トークイベント「絵本でつながるつなげる!〜絵本創作秘話と子育て〜」 参加費①トーク視聴のみ 400円 ②トーク視聴350円+サイン入り絵本『おやすみとおはようのあいだ』1650円 ・お申し込みはメールにて megumiokuyama18@gmail.com 〒277-0005 千葉県柏市柏3-8-3 tel 04-7100-8946 email megumiokuyama18@gmail.com |
11月3日(水) ~11月9日(火) |
ブックハウスカフェ ★11月3日(水・文化の日)14:00~15:30 ※未就学のお子さまは保護者同伴にてお願いします *袖がまくれる、汚れても大丈夫な服装でご参加ください 「絵本『おはようとおやすみのあいだ』ができるまで ~創る・造る・届ける 絵本の現場から~」 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-5 北沢ビル1F tel 03-6261-6177 email book@bookhousecafe.jp |
---|
2022年 | |
---|---|
3月30日(水) ~4月24日(日) |
ティール・グリーン inシード・ヴィレッジ 〒146-0083 東京都大田区手島2-30-1 tel 03-5482-7871 email teal-green@kmf.biglobe.ne.jp |
※予定は変更される可能性もあります。詳細は随時更新してお知らせします。
書店様からのメッセージ
おやすみ前の読書タイムをしめくくる、
新しい「おやすみ」絵本が
スギヤマカナヨさんの手で生まれました。
明日もきっと良い日が訪れる、
そんな気持ちを抱いて
「しろくまくも」とおやすみなさい。
どの子にも届いていってほしいと願わずにはいられない、
希望いっぱいの明日を子どもたちに手渡していける絵本です。
柔らかな光に包まれる心地良さの中で、
読んでいる大人もきっと穏やかな気持ちで満たされます。
「おやすみ」のあとは、
暗くてひとりぼっちの時間なの?
いえいえ、ふわふわのまくらと虹色のふとん、
いっしょのくまちゃんが、
軽くて明るくてふんわりした時間で、
あなたを包んでくれるはず。
たとえば、こんなふうに……。
眠りたくない子にもおすすめ!
おやすみとおはようの間には、
なんだか素敵なことがいっぱい。
不思議なチョークの「キットパス」で描かれた夢の世界は、
やわらかい色に包まれています。
朝が待ち遠しくなる絵本です。
種村由美子
小さいころ、怖かったのは「眠りにつくまでの時間」。
意識がない間、どうなっているのか分からなかったから。
ああ、小さい時にこの本があったなら。
せめてその代わりに今日、眠る前に子どもたちと読もう。
安心して眠りにつく子どもたちの顔まで想像しながら、
私まで幸せな気分。
(お名前の50音順に並べています)